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  • No : 1378
  • 公開日時 : 2018/08/31 16:21
  • 更新日時 : 2020/09/28 14:38
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【TI:センサ】 IWR1443 角度分解能と精度

IWR1443の角度分解能と角度精度について教えてください。
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回答

角度分解能と角度精度は下記の通り算出されます。
 
角度分解能は2本以上のアンテナの配置によって決まります。
θres=λ/(N・d・cosθ) で求められ、アンテナ間隔dがλ/2の場合、正面方向ではθres=2/N [rad] となります。
 
例えば、IWR1443BOOSTの場合、水平方向のアンテナは、受信4本 × 送信2本で仮想的に8本あることと等価になります。
垂直方向は高さの違う2本の送信アンテナがあるので、送信2本 × 受信1本で2本あることと等価になります。
水平方向では N=8 から 14.3° となり、垂直方向では N=2 から  57.3° となります。
 
その他のボードの角度分解能については下記を確認してください。
 
 
角度精度は角度分解能とSNRによって決まります。
θacc = θres/(1.8 x √(2 x SNR))  (SNRはdBではなくlinear)
SNRが大きいほど角度精度は良くなります。
但し、FFT bin数により制限され、どこまでも精度が上がる訳ではありません。
 
詳細はこちらのアプリケーションノートを参照してください。

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