• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 15664
  • 公開日時 : 2024/03/01 10:48
  • 更新日時 : 2024/09/26 16:05
  • 印刷

【TI:電源IC】 TPS61299: PWMモードからPFMモードへの移行条件

TPS61299のPWMモードからPFMモードへの移行はどのような条件で起こりますか。
カテゴリー : 

回答

TPS61299のインダクタ・リップル電流は350mA(TYP)の範囲で一定に保たれています。
 

負荷電流の減少と共に、上図のPWMモードの電流波形が下に降りてきて、
バレー電流がゼロで不連続になると、PFMモードに移行します。
バレー電流がゼロの時、TPS61299の平均入力電流は、
リップル幅の半分の175mAになっています。
すなわち、平均入力電流が概ね175mA未満になった場合、PFMモードに移行します。
 
平均入力電流は以下式で概算できます。
平均入力電流 =(出力電圧×出力電流)÷(入力電圧×変換効率)
 
以下のE2E記事も参照してください。
TPS61299: Conditions for transitioning to PFM
 

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます