• 文字サイズ変更
  • S
  • M
  • L
  • No : 3346
  • 公開日時 : 2019/03/27 11:38
  • 更新日時 : 2019/07/31 15:26
  • 印刷

【TI:ロジック】 バス・スイッチのオン抵抗特性について

バス・スイッチのオン抵抗特性について教えて下さい。
カテゴリー : 

回答

オン抵抗が低いほど出力信号が減衰せず、特性がフラットほど波形が歪みません。
下記は、CBT、CBTLV、CB3Qのオン抵抗特性ですが、CBTに比べCB3Qがいかに優れていることがわかります。
 
CBTLV:
スイッチ部は、Pch/Nchのパラレル回路構成のため、オン抵抗は低いが、若干ピーク(10Ω程度)が発生します。
 
CBT/CBT_C:
Nchでスイッチが構成されているため、入力電位がVCCより1.5V下がったところより急激にオン抵抗が増し、出力電位が下がる特長を持ちます。
 
CB3Q:
ゲート電位をチャージポンプで7Vまで引き上げるため、5Vの入力電位まで低く、フラットなオン抵抗特性を持ちます。
(注)IO端子に電流を供給するためにDCで表記できませんが、AC的には、CBTに似た特性を持ちます。

アンケート:ご意見をお聞かせください

ご意見・ご感想をお寄せください お問い合わせを入力されましてもご返信はいたしかねます