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  • No : 3564
  • 公開日時 : 2019/06/03 13:38
  • 更新日時 : 2020/02/04 15:23
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【TI:ロジック】 バス・ホールド回路を使用時の注意点

バス・ホールド回路を使用する際の注意点を教えてください。
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回答

バス・ホールド回路が、論理を保持できる電流はII(hold)として規定されています。
たとえば下記デバイスでは、VCC = 3Vのとき±75uAの電流を流すことができます。
バス・ホールド時に、この値を超える電流が流れると、バス・ホールド回路は正しく論理を維持できなくなります。
また、バス・ホールド回路を実装していない端子と比べると入力端子レベルを反転させるための入力電流は大きくなり、
下記デバイスでは、最大±500uAが要求されます。
 
 
出典:SN74LVCH244Aデータシート REVISED FEB 2007年版
 
なお、バス・ホールド回路を実装したデバイスは、立上り/立下り時間は増加傾向にありますので注意してください。
 
 
出典:TEXAS INSTRUMENTS社 SCBA004D Revised September 2016年版
 
 

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