• No : 10775
  • 公開日時 : 2022/03/18 14:08
  • 印刷

【NXP:i.MX】 i.MX8MPlusのOSC32Kの必要性にについて

i.MX8MPlusの低速クロックRTC_XTALI/RTC_XTALO32.768kHzの質問です。
 
i.MX8MPlusに関して、D/Sやフォーラム等では、
・パワーアップシーケンスに規定があり、32kクロックが供給されている必要がある。
・POR直後の内部ROMコード実行時のクロックソースは32kクロックである。
・内部WDTのクロックソースは32kクロックである。
等の情報を得ておりますが、これらのことから、
32kクリスタル(もしくはオシレータ)の実装は必須ですか。
カテゴリー : 

回答

OSC32Kは必須ではありません。
ただし、NXPのLinux BSPは、高精度クロックを必要とするアプリケーションの基準クロックとしてRTCクロックを使用する場合があります。
そのため、内部の低精度リングオシレータを使用すると、予期しない問題が発生する可能性があります。
従いまして、NXPのLinux BSPを使用されるのであればOSC32Kの使用を推奨しています。
なお、SNVSモードを利用される際はOSC32Kの供給は必須となります。