LLSxとVLLSxともにLLWUを使用して低消費電力モードからウェイクアップします。
LLSxは、ウェイクアップ後、割り込みが発生し、割り込み処理完了後、低消費電力モードに移行した次の命令から処理を再開します。
しかし、VLLSxは、ウェイクアップ後、リセットが発生し、リセット処理から再開します。
そのため、リセット処理中にSRS(System Reset Status)レジスタをリードしてWAKEUPビットがセットさせている場合は、VLLSxからウェイクアップしたと判断し、SRAMの初期化、ペリフェラルのレジスタの初期化を適切に実施してください。
VLLS3では、全てのSRAMの状態が保持され、VLLS2では一部のSRAMの状態が保持されますが、それ以外では保持されません。
IOピンの状態は、全てのLLSx、VLLSxで保持されていますので、IOピンの状態を設定するレジスタを適切に初期化した後、REGSCレジスタのACKISOビットをクリアしてください。