●CSEcコマンドを発行できる条件
・CSEcが使用できるデバイスであること (品番の詳細はデータシートを参照下さい)
・FTFC/FTFMモジュールの「Program Partition command」を使って、Emulated EEOROMとCSEcを有効にすること
・RUNモードであること (VLPRやHSRUNモードでは、実行できません)
・「Emulated EEPROMの書込み」「CCOBコマンド」「CSEcコマンド」のいずれも実行中でないこと。同時に1つしか実行できません。
●CSEcコマンド実効中の制限
・「Emulated EEPROMの書込み」が出来ません。
・CSE_PRAMのCommand Headerは、コマンド実行完了までロックされアクセス出来ません。
●CSEcコマンドのキャンセル
・キャンセルのCSEcコマンド(CMD_CANCEL)はありません。
・例外的に、下記の条件でCSEcコマンドは止まります。
- 複数回連続して実行するCSEcコマンドの後続コマンドでエラーが発生した場合
- CCOBコマンドを発行された場合