• No : 649
  • 公開日時 : 2018/08/10 10:34
  • 更新日時 : 2019/01/30 16:03
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【TI:インターフェイス】 TPD4E004 電圧のクランプ目的として用いる場合

TPD4E004を電圧のクランプ目的として用いる場合、
①I/Oのラインに抵抗(RT)は絶対必要ですか。
 (抵抗がない場合、どうなりますか)
②VCCピンに正電源を接続せず、コンデンサ(パスコン)のみ接続した場合、
 正電圧も負電圧もクランプされますか。
 
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回答

①抵抗は付けたほうが良いです。
 コネクタを経由してサージが入った場合、TVSダイオードでもVfに対応する電圧が上昇します。
 従って入出力端子電圧が上がり、デバイスの持つクランプダイオードへの影響が考えられます。
 そのため電流制限として、(例えば)33ohm程度を追加する事をお勧めします。
  
 参考ですが、TIの評価ボードでも使用されています
 
 抵抗がない無い場合には前述のように、TVSダイオードのみでは取り切れないスパイクが入力端に印加され、
 クランプダイオードにも流れる為、デバイスがダメージを受ける可能性があります。
 
②一般のクランプダイオードと同様に動作しますので、0V付近(Vf電圧を超えた所)でクランプします。
 パスコンは、TVSダイオード直近に付けることをお勧めします。