• No : 16913
  • 公開日時 : 2024/12/18 14:24
  • 更新日時 : 2024/12/19 14:43
  • 印刷

【NXP:Analog】 CANバスショート時の消費電流について

CANバスのショートを考える際、CAN IC内部のFETの電流閾値は
・Io(sc)rec 
・Icc(short circuit on bus lines)
のどちらを使用するのが正しいですか。
また、バスショート時に問題がないかどうかの考え方について教えてください。
カテゴリー : 

回答

・Io(sc)rec:
 レセッシブ状態(CANH/CANLが共にVcc/2のバイアス状態)の時にCANH/CANL間が ショートした
 時にCANH-CANL間に流れる最大の電流値。
・Icc(short circuit on bus lines):
 ドミナント状態(CANH=High、CANL=Lowの状態)の時にCANH-CANL間がショートした時にIccが
 消費する最大の電流値。

NXPの多くのCANトランシーバーには、TXD ドミナント タイムアウト機能が付いており、TXD ピンがLOW に設定されると、「TXD ドミナント タイムアウト」タイマーが開始されます。
TXDピンが LOW 状態で tto(dom)TXD よりも長く続く場合、トランスミッタ回路はディセーブルし、バスライン(CANH/CANL)をレセッシブ状態に移行させますので、長時間ショートモードで上記の電流 Icc(short circuit on bus lines)が流れ続けることはないので問題はありません。