C2000内蔵のプルアップ(ダウン)については、抵抗ではなく電流源が使用されています。
例えば、TMS320F2806xの場合、
データシート(SPRS698G) 5.6 Electrical CharacteristicsのInput Current (low level)
に記載されている電流値を元に電流源による抵抗値を計算します。
プルアップについては、Input current (low level) のPin with pullup enabledのAll GPIOより、
TYP値で140uA (MIN 80uA、MAX 205uA) の電流源を持っていますので、
等価抵抗値は、3.3V/140uA=23.6kΩとなり、23.6kΩで3.3Vにプルアップしているのと等価になります。
この抵抗値はTYP値ですので、同じくMIN/MAX電流値より実際の抵抗値は、
下記のとおりです。
MIN 16.1kΩ
TYP 23.6kΩ
MAX 41.3kΩ