LS1012Aには Low Power Modeとして、PW15とLPM20があります。
これらの Low Power Mode を使用した場合に、通常動作時からどの程度消費電力が削減されるかは、それぞれの製品の Data Sheetに記載があります。
LS1012A.pdf(Data Sheet Rev.2)では、p34の 3.4.1 Low power mode saving estimation にある Table Low power savings に記載があります。
LS1012Aをコア周波数1,000MHzで使用していた場合に、PW15モードに移行した際に削減される消費電力は0.11Wとなります。
LPM20モードに移行した際に削減される消費電力は0.2Wとなります。
PW15モードはCPUコアレベルでの低電力モードです。LPM20はSoCレベルでの低電力モードです。
NXP社評価ボードの LS1012ARDBには、コア周波数が1,000MHzの型名(LS1012ASE7KKB)が搭載されており、それぞれの Low Power Modeで使用した際に、同程度の消費電力が削減されます。