ほとんどのMSP430ブートローダーは、BSLパスワードが正しくない場合、デフォルトで、
一括消去により全てのコードを消去します。
最初の試行でパスワードが正しくない場合、コードが一括消去されます。
この機能は、32バイトのすべての組み合わせでパスワードを試す様な
「brute force」を防ぐのに役立ちます。
一括消去はIVTも消去するため、不正なパスワードを1回試行するとファームウェアが失われ、
BSLパスワードは、32バイト全てがデフォルトのブランク値であるFFhに戻ります。
これは、不正なパスワード試行の後、デフォルトのパスワードでデバイスに
アクセスできることを意味しています。
デバイスに正しくないロード または 破損したファームウェアが存在し、
BSLパスワードが正しくない可能性がある場合、
新しいファームウェアのロードすることが出来ます。
ただし、不正なソースが新しいファームウェアをユニットにロードすることが懸念される場合は、
他の対策を講じる必要があります。
誤ったパスワードでコードを一括消去することをサポートしているブートローダーは、
必要に応じてこの機能を無効にすることも出来ます。
これは、デバイスメモリにBSL署名を設定し、誤ったBSLパスワードで
一括消去が発生しないことを明示すことによって行われます。
一括消去機能を無効にする方法の詳細については、BSLユーザーガイド
またはデバイスユーザーガイドを参照してください。
この場合、デバイスは、パスワードを推測する様な「brute force」タイプの攻撃に対して
脆弱である可能性があることに注意してください。