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【TI:データ・コンバータ】 ADS1251 CLKとSCLKについて
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No : 1146
公開日時 : 2018/08/24 14:40
更新日時 : 2018/10/01 16:51
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【TI:データ・コンバータ】 ADS1251 CLKとSCLKについて
ADS1251について教えてください。
①差動入力±2.5Vで使用するとき、Vref電圧は+2.5Vでよいですか。
VrefもVdd端子と同じく+5Vとした場合、問題はありますか。
②CLKとSCLKの設定周波数の規定を教えてください。
データシートのタイミングチャートを見ると、CLK>SCLKに設定しなければならないと思いますが、
SCLKはCLKに対してどのような規定(1/4に設定、等)があるのか教えてください。
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回答
①
データシート(SBAS184D)
にアナログ入力に対するパラメータが記載されています。
+/-VREFが入力範囲となりますので、+/-2.5V入力を想定された場合、
VREF=2.5Vにしてください。
②CLKはデバイスのシステム・クロックです。SCLKはシリアル・クロックです。
シリアル・クロックはシステム・クロックとは独立して(同期していない)
動作する為、SCLKはCLKより高い周波数で動作させることも可能です。
CLK,SCLK共にMax周波数は8MHzになります。
(CLKの役割はデータシートのブロック図がわかり易いと考えます)
SCLKの通常の状態は"Low"です。
SCLKを"High"に維持すると、複数のコンバータを同期させる為の
変調器リセットが開始されるか、又はパワーダウンモードに入ります。