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【TI:電源IC】 TPS6510x リニア・レギュレータVO4を使用しない場合の端子処置
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No : 11874
公開日時 : 2022/07/27 10:26
更新日時 : 2023/06/27 15:48
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【TI:電源IC】 TPS6510x リニア・レギュレータVO4を使用しない場合の端子処置
TPS6510x に搭載しているリニア・レギュレータV
O
4を使用しない場合、
TPS6510xデータシート
には、
ENR端子をGND接続に、
BASE端子とFB4端子をVIN接続する
と記載されています。
BASE端子とFB4端子は、VIN直結で問題ありませんか。
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回答
BASE端子とFB4端子の各端子の近傍に10kΩ抵抗を配置し、
VINにプル・アップする事を推奨します。
主な目的は、デバイスの動作開始時や動作終了時に各端子に大電流が流れる事を防ぐためです。
さらに、VINのノイズの影響を軽減する狙いもあります。
ただし、プル・アップ抵抗の位置が端子から遠いと、
抵抗と端子間の配線が外来ノイズを吸い込み、本ICに取り込んでしまう可能性があります。
そのため、BASE端子とFB4端子は隣同士の端子ですが、各端子ごとに抵抗を配置してください。
以下のE2E記事も参照してください。
TPS65105: Using Vo2 and Vo3 without Vo1