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【TI:電源IC】 LM34936EVM: ダイオードD1, D2の役割
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No : 14528
公開日時 : 2023/08/03 18:11
更新日時 : 2024/02/22 16:27
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【TI:電源IC】 LM34936EVM: ダイオードD1, D2の役割
LM34936評価モジュールの
LM34936EVM
には、ダイオードD1, D2が搭載されています。
LM34936EVM回路図の抜粋
このダイオードの役割を教えてください。
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回答
D1, D2はMOSFETのボディ・ダイオードと並列に接続され、
デッド・タイム中に MOSFETを流れる電流を引き継ぎます。
MOSFETのボディ・ダイオードよりもV
F
の小さいショットキー・ダイオードを使用すれば、
ダイオードの導通損を減らし、変換効率を高めることができます。
D2は降圧動作時、D1は昇圧動作時に効果があります。
ダイオードの部品代や面積と効果のトレードオフになりますが、一般的には使用しません。
ダイオードの電圧と電流の定格は、MOSFETと同等にすることを推奨しています。
以下のe2e記事も参照してください。
LM34936EVM: benefits of D1 and D2