TPS763はFB端子とのGNDの間(R2間)で常に基準電圧VREFと同じで一定となり、
R2がR1とR2を流れる電流値(I1)を決定します。(I1=Vref/R2)
またR1は、電流(I1)によりR1間の電圧が決定され、電圧は以下の式となります。
R1間の電圧=I1(=Vref/R2) * R1 = Vref *(R1/R2)
従って出力Voは以下になります。
Vo = 0.995 * (Vref + Vref *(R1/R2)) = 0.995 * Vref *(1+ R1/R2)
「0.995」はLoad regulationの補正の定数で、このデバイス固有の値になります。
TPS763とLM317はVREFを一定にする箇所がそれぞれ違うため、出力の計算式は異なります。