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【TI:電源IC】 TPS92515x IADJ端子に接続する分圧用抵抗値
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No : 7698
公開日時 : 2021/06/23 11:49
更新日時 : 2022/07/28 13:46
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【TI:電源IC】 TPS92515x IADJ端子に接続する分圧用抵抗値
TPS92515xのIADJ端子にVCC端子の出力を抵抗分圧した電圧を印加します。
分圧に使用する抵抗値はどの程度にすれば良いですか。
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回答
十分な出力電流精度を実現するためには、IADJ端子のリーク電流の100倍以上の電流を分圧抵抗に流す必要があります。
IADJ端子は入力インピーダンスが非常に高い端子であり、リーク電流は非常に小さいと推定されます。
分圧抵抗の合計値を仮に150kΩとすると、VCC=5Vのため、分圧抵抗に流れる電流値は、
5V/150kΩ = 33μA
となります。IADJ端子はリーク電流の最大値は、これの1/100の330nA未満と推定されます。
従いまして、データシートの回路例や評価ボードのように、VCC側を100kΩ程度として検討してください。
データシートの回路例
評価ボード
以下E2E記事も参照してください。
TPS92515: Voltage divider resistance for IADJ