• No : 7981
  • 公開日時 : 2021/10/28 11:09
  • 更新日時 : 2021/11/29 15:40
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【TI:電源IC】 0から部品を配置していく回路図作成 手順

回路図を最初から作成する方法を教えて下さい。
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回答

 
回路図を最初から作成するには、部品配置、配置した部品の定数変更、
部品間の配線、ノードにラベルを付ける、Markerの配置等を行います。
 
●部品配置
 部品には、TI社デバイス、抵抗、コンデンサ、インダクタ、
 電源、グラウンド等があり、部品配置にはいくつか方法が
 あります。
 
 ・コンデンサ配置例 1
 「Place」>「PSpice Component」>「Capacitor」をクリックします。
 マウスを回路図上に移動させると選択した部品が呼び出され、
 マウスの左クリックで配置できます。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの「End Mode」を
 クリックするか「ESC」で解除されます。
 
 
 ・コンデンサの配置例 2
 「Place」>「PSpice Component」>「Modeling Application」を
  クリックし、表示されたWindowの「Passives」を展開し、
 「Capacitor」をクリックします。
 さらに表示されたWindow内にて、必要な定数を設定し、
 「Place」をクリックします。
 マウスを回路図上に移動させると選択した部品が呼び出され、
 マウスの左クリックで配置できます。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの「End Mode」を
 クリックするか「ESC」で解除されます。
 
 
 
 ・コンデンサ配置例 3
 「Place」>「Part」をクリックし、表示されたPlace Part Window内の
 「Libraries」の「Add Library」をクリックします。 
 
 
 表示されたWindowにて「pspice」フォルダ内の「analog.olb」を
 選択し、「開く」をクリックします。
 "analog" は、アナログ回路上で使用するコンデンサ(C)を含む
 ライブラリーです。
 
 
 「Libraries」の項目に「ANALOG」が追加されますので、
 「ANALOG」を選択状態にします。
 「Part」の検索欄に"C(or c)"を入力、その下に表示された
  "C"の部品を選択し、右上のICアイコンの
 「Place Part (ENTER)」をクリックします。
 マウスを回路図上に移動させると選択した部品が呼び出され、
 マウスの左クリックで配置できます。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの「End Mode」を
 クリックするか「ESC」で解除されます。
 
 
●配置した部品の定数変更
 配置した部品にあらかじめ設定されている定数を変更します。
 部品定数部分をダブルクリックして、
 表示されたWindowの「Value」に変更する定数を設定します。
 その後、「OK」をクリックします。
 
 
 
●部品間の配線
 部品間を配線して接続します。
 「Place」>「Wire」をクリックし、配線を開始する部品の
 端子部分をクリック、そのまま接続する部品の端子まで配線します。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの「End Wire」を
 クリックするか「ESC」で解除されます。
 
 
 
●ノードにラベルを付ける
 ノードに特有の名前を付け、シミュレーション実行後に
 表示された波形を見分けやすくします。
 「Place」>「NetAlias...」をクリックし、表示されたWindowの
 「Alias」にラベル名を入力します。
 その後、「OK」をクリックします。
 回路図上に表示されたラベルを配線上に合わせてクリックします。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの
 「End Mode」をクリックするか「ESC」で解除されます。
 
 
 
 
 
●Markerの配置
 シミュレーション実行後にモニタしたい電圧、電流の箇所に
 Markerを配置します。
 例として、電圧波形をモニタしたい場合の手順を示します。
 「PSpice」>「Markers」>「Voltage Level」 をクリックし、
 表示されたMarkerの先をモニタしたい配線上でクリックします。
 マウスの右クリックで表示されたWindowの「End Mode」を
 クリックするか「ESC」で解除されます。