2.12 I2C
- I2Cのプルアップ抵抗を正しい電源電圧に接続していますか?
I2Cインターフェースは、プルアップ抵抗をData線とClock線の
両線に接続することが求められています。
I2C信号のx_SDAとx_SCLの両線を4.7kΩの抵抗で
プルアップする必要があります。
その際に、プルアップ抵抗が正しいI/O電源電圧の線に
接続されていることを確認してください。
- 完全準拠のI2Cバッファは必要でしょうか?
WKUP_I2C0とMCU_I2C0は、I2Cの仕様規格に完全準拠した
オープンドレインのバッファを使用します。
これらは、100kHzと400kHzの動作をサポートしています。
残りのI2C0-I2C2のI2Cインターフェースは、
LVCMOSを使ってオープンドレインバッファを模倣しており、
3.4MbpsのI2C動作をサポートしていますが、
これらのポートは、I2Cの仕様規格には完全には準拠してはなく、
特に立ち下がりエッジが速すぎる(<2ns)ため、
このポートに接続される全てのデバイスは、
この速すぎる立ち下がり時間でも適切に機能できる必要があります。