3.SDKのセットアップ(2)
3.Setup.sh実行時に確認・質問される内容について一部抜粋して示します。
・setup package script
必要なパッケージのインストール。(sudoのパスワードを要求される場合がある)
・In which directory do you want to install the target filesystem?
(if this directory does not exist it will be created)
SDKで生成されるfilesystemのroot位置にするディレクトリ位置を指定する。
・This step will extract the target filesystem to
/home/panpan/ti-processor-sdk-linux-am64x-evm-08.00.00.21/target
NFS ターゲットファイルシステムに展開するPrebuildイメージを指定する。
・This step will set up the SDK to install binaries in to:
SDK実行ファイルをインストールするディレクトリを指定する。
・Which directory do you want to be your tftp root directory ?
TFTPでアクセス出来るrootのディレクトリを指定する。
・This step will set up the tftp server in the /tftpboot directory.
TFTPサーバーの設定と公開するディレクトリに公開するファイルをセットする。
・This step will set up minicom (serial communication application) for SDK development
minicom(シリアル通信ターミナル)の使用するポートなどの設定を行う。
(ポートデバイスを指定する ex. /dev/ttyUSB0)
・This step will set up the U-Boot variables for booting the EVM.
EVMのパラメータ(IPアドレス)を指定する。
・Select Linux kernel location:
EVMを起動する際のBoouloaderの位置(TFTP or SD Card)を指定する。
・Select root file system location:
EVMを起動する際のroot filesystem位置(TFTP or SD Card)を指定する。
・Would you like to create a minicom script with the above parameters (y/n)?
minicon起動時のパラメータをファイルとして保存する。
・No BeagleBone (Black) or StarterKit detected.…
実機を接続せずにいた場合にEVMと仮定して設定する。
・Would you like to run the setup script now (y/n)? …
スクリプトをすぐに実行する。
(yとするとminiconが起動する。EVMなど接続していない場合はnを選択が可能。)
minicomが起動した場合、CTRL+Aを押してからQキーを押して終了する。
(CTRL+C等で中断するとsetup.sh自体が終了)