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  • No : 15987
  • 公開日時 : 2024/05/29 14:07
  • 更新日時 : 2025/04/03 16:07
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【TI:電源IC】コンスタントオンタイム制御

コンスタントオンタイム制御とはどのような制御方式ですか。
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回答

コンスタントオンタイム制御はスイッチング電源回路の制御方式のひとつであり、スイッチング動作におけるハイサイドスイッチのオン時間を一定に保つ制御方式です。COT(Constant On Time)制御、固定オンタイム制御とも呼ばれます。
ヒステリシス制御の一種に分類されますが、出力リップルの下限のみをコンパレータにより監視するので通常のヒステリシス制御よりもシンプルな設計で過渡応答特性の優れた電源を構成可能です。
 
主なメリットとしては主に以下の3点が挙げられます。
 ・高速な過渡応答
 ・位相補償回路が不要
 ・負荷変動に対しての高い安定性
 
通常のコンスタントオンタイム制御では出力リップルが下限に達したタイミングでハイサイドスイッチをオンするので入力電圧や負荷電流によってスイッチング周波数が変動し、EMIへ影響を与えることがデメリットとして挙げられますが、Texas Instruments社では入力電圧や負荷に応じて動的にオン時間を制御するD-CAP™(Direct connection to the output CAPacitor)モードを導入することでスイッチング周波数がなるべく一定になるようにし、EMIの影響の低減を実現しています。
 
 

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