2.18 JTAG とEMU
JTAGインターフェイスの適切な実装を確実にするには、
エミュレーションおよびトレースヘッダーテクニカルリファレンスマニュアル
(文書番号:spru655)および、XDSターゲット接続ガイド
- JTAG接続が含まれていますか?
JTAGおよびEMUインターフェイスを使用しない場合は、TRSTn、TCK、
およびTMSを除くすべてのピンをフローティングのままにしておくことができます。
TRSTnは、4.7kΩの抵抗を介してグランドにプルダウンする必要があります。
TCKとTMSは、4.7kΩの抵抗を介してVDDSHV_MCUに個別にプルアップする
必要があります。
ただし、初期のプロトタイプデバッグに備えてJTAGポートに接続するための
テストポイントまたは基板パターンの実装を強く推奨します。
必要となる最小限の接続は、TCK、TMS、TDI、TDO、およびTRSTnです。
JTAG配線とコンポーネントフットプリント
(TRSTnのPDとTMSおよびTCKのPUを除く)は、
必要に応じて、ボードの製品版で削除できます。
- 確実なJTAG動作のための適切なバッファリングを行っていますか?*
詳細については、エミュレーションおよび
トレースヘッダーテクニカルリファレンスマニュアル
(文書番号:spru655)および、XDSターゲット接続ガイド
*下図のようにデバッグプローブとデバイス間の距離が6インチを超える場合は、
JTAG信号をバッファリングすることをお勧めします。
- トレース動作のためにTRC_x信号を接続していますか?
トレース動作が必要な場合は、TRC_x信号をエミュレーションコネクタに
接続する必要があります。すべてのTRC_x信号は、
他の信号とピン多重化されています。トレース接続が必要な場合は、
GPMCインターフェースの接続を使用できない場合があります。
トレースに使用されるTRC_x信号のルートは短く、
スキューが一致している必要があります。
トレース信号は別の電力ドメインVDDSHV3にあり、
他のJTAG信号とは異なる電圧にすることができます。
TRC / EMUルーティングに関するその他の推奨事項については、
エミュレーションおよびトレースヘッダーテクニカルリファレンス
(文書番号:spru655)を参照してください。
この情報の同様の要約は、XDSターゲット接続ガイド