BIASピンに電圧印加が無い場合は、VINが内部のVCCレギュレータに入力されます。
VCCレギュレータはリニア・レギュレータのため、
入力電圧が大きいと電力損失が大きくなります。
そのため、VIN > VOUTの時間割合が多い場合は、VOUTをBIASピンに入力し、
VCCレギュレータの入力とする事で、電力損失を小さくできます。
ただし、BIASピンの入力を有効にするには、TYPで8V以上の電圧印加が必要です。
従いまして、8.5Vを超えるVOUTをBIASピンに入力する事を推奨しています。
まとめると、以下の2条件を共に満たす場合です。
・VIN > VOUTの時間割合が多い
・VOUT > 8.5V