• No : 3758
  • 公開日時 : 2019/07/26 09:20
  • 更新日時 : 2019/12/23 15:18
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【TI:ロジック】 バス・ホールド回路を実装した入力端子のプルアップ、プルダウン抵抗処理について

バス・ホールド回路を実装した入力端子の初期値を設定するため、プルアップ/プルダウン抵抗処理する方法を教えてください。
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回答

基本的に、バス・ホールド回路を実装した入力端子のプルアップ/プルダウン抵抗処理は推奨していません。
しかし、お客様のシステム構成でプルアップ/プルダウン抵抗処理が必要であれば下記を参考にしてください。
データシートの電気特性に II(hold) の欄があります。
この値は、バス・ホールド回路が保持している論理レベルを反転させるときに流れる電流の最大値を示しています。
SN74LVTH245Aを参考にすると、500/-750μAと記載されています。
スレッショルド電圧は、(約)1.5Vであるため
1.5(V) / 500(uA) = 3(KΩ) 以下のプルアップ抵抗
1.5(V) / 750(uA) = 2(KΩ) 以下のプルダウン抵抗
を外付けする必要があります。

出典:SN74LVTH245Aデータシート REVISED SEPTEMBER 2003版(Texas Instruments社)