【TI:ロジック】 TTLとCMOSのVOH, VOL, VIH, VILについて
■ TTL 1960年代にTI (Texas Instruments) が、74シリーズを発表した当初、 バイポーラトランジスタで構成された、電源電圧5Vの論理ICをTTL(Transistor-transistor logic) ICと称しました。 TTLの入出力条件(... 詳細表示
【TI:ロジック】 オーバーシュート、アンダーシュート発生の原因と対策
【原因】 パルス信号が導体を伝わるとき、導体のインピーダンスの変化点で信号の反射が発生します。 入力信号と反射信号が合成されオーバーシュートおよびアンダーシュートが発生します。 クロストーク・ノイズもまたオーバーシュート、アンダーシュートの要因となります。 【対策】 ドライバ... 詳細表示
シュミットトリガとは、入力電位の変化に対して出力状態がヒステリシスを持って変化するという特徴を持っています。 入力信号に対して2つのしきい値を持っています。入力信号の電位が高いしきい値 (VT+)を超えると”High”の電位を出力して、 低いしきい値 (VT-)を下回ると”Low”の電位を出力しま... 詳細表示
伝搬遅延時間は、入力及び出力電圧波形上のある基準点間の時間のズレを指します。 立ち上がり信号に対する時間差をtPLH、立ち下がり信号に対する時間差をtPHLで表します。 詳細表示
異なる電源電圧値が供給されたデバイス間の信号をそのままやり取りしてしまうと信号レベルが合わず、 デバイスが正確に動作しない現象が発生します。 そこで必要となるのが、電圧レベル変換機能です。 レベルシフタやレベル変換ICと呼ばれます。 低い電圧から高い電圧への信号伝送時の解決方法をいくつ... 詳細表示
VCC電圧より高い信号電圧の印加を許容するものであり、入力端子及び出力端子とVCC間のダイオード電路が 遮断された構造にすることで実現されます。一番多く使用されるのはVCC=3.3Vで5Vの信号電圧を印加するケースです。 5V信号電圧の印加を許容することを5Vトレラントと呼びます。 ... 詳細表示
CMOSロジックの消費電力を計算する際に静的な消費電力と動的な消費電力の二つがあります。 静的な消費電流はIccで示され、その消費電力はPsは以下の式で表されます。 Ps = Vcc x Icc --- (1) Vcc= supply voltage Icc= ... 詳細表示
バス・ホールドはデータ入力部に付加された回路で、2つのインバータによりフィードバックされる構成になっています。 入力端子にLowの信号が入力されると、バス・ホールド回路もLowを出力します。 また、Highの信号が入力されるとHighを出力します。 このようにバス・ホールド回路は入力される信... 詳細表示
入力端子は下の図のようなPチャネルとNチャネルにて構成されています。 Lowレベル(0)が入力されるとPチャネルがON、NチャネルがOFFとなり、出力にはVCC:Highレベル(1)が出力されます。 また、Highレベル(1)が入力されるとPチャネルがOFF、NチャネルがONとなり、出... 詳細表示
【TI:ロジック】 SN74LVCシリーズの入力回路の特性について
LVCシリーズの入力は下記回路図のように、ESD保護回路、 MOSトランジスタのゲートとヒステリシス回路によって構成されています。 ESD保護回路は、2つのダイオードと電流制限用抵抗で構成されています。 これにより、デバイスの破損につながる静電気放電を効率よく回避しま... 詳細表示