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【TI:電源IC】 LM27762負電圧起動不良対策について
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No : 3789
公開日時 : 2019/12/23 16:47
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【TI:電源IC】 LM27762負電圧起動不良対策について
LM27762のような正負電圧のチャージポンプ回路では、
起動時に負出力電圧が正側にプリチャージされるような場合に正常に負電圧が立ち上がらない
症状かありますがどのような対策方法がありますか。
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回答
対策として、負電源を先に負荷に供給するか負電源にバイアスされる電圧を抑え込む事になります。
案①)オペアンプの正電源側にロードSWを設けてON/OFF制御させる。
例:入力電圧+3.3V,正出力電圧+3.3V,負出力電圧-3.3Vの場合
基板に3.3V投入->-3.3Vを出力->Load SWをオンして+3.3VVを負荷に供給
(基板の構成によっては難しいかもしれません)
案②)ショットキーダイオードを+/-VoutとGND間に配置して、
+/-0.3V以上にバイアスされないようにする。