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【TI:電源IC】 UCC28056 ピン間短絡時に出力過電圧となる場合の対策について
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No : 4327
公開日時 : 2019/10/21 13:35
更新日時 : 2020/02/04 16:46
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【TI:電源IC】 UCC28056 ピン間短絡時に出力過電圧となる場合の対策について
ACDC電源回路としてPFCのUCC28056とLLC回路を検討していますが、
UCC28056のVOSNSピンとZCD/CSピンを短絡させると出力電圧が上昇します。
この場合にデバイスの過電圧機能が動作しなくなり出力コンデンサが耐圧オーバーとなり破壊します。
出力コンデンサを破壊させないために、別途外部に過電圧保護機能回路を追加する事を検討しています。
他に対策方法はありますか。
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回答
LLC回路にUCC25630x/UCC25640xを使用すると、UCC28056が過電圧状態時にデバイスを停止させる事が可能です。UCC25630x/UCC25640xのRVCCピンからUCC28056のVCCピンに電力供給を行う事で、その機能を実現できます。
これらの製品には入力電圧過電圧検知機能があり、
UCC28056の出力電圧が過電圧状態になると、UCC25630x/UCC25640xの入力電圧がその過電圧を検知し、
UCC28056のVCCピンへの電力供給を停止する事で、出力電圧の過電圧状態を解消します。