TXSシリーズは、各I/O端子に、VCCAと、VCCBに対して10kΩ相当のプルアップ抵抗を内蔵していますので、
外付けのプルアップは、基本的に必要ありませんが、外付けでプルアップを装着する場合は、
TXSシリーズに繋ぐトランシーバのドライブ能力を超えないように注意してください。
なお、当シリーズは、上記プルアップ抵抗と並列に、信号の立ち上がりスピード改善用の
ワンショットバイパス回路を持っています。これにより、立ち上がりのもたつきを改善しています。
また、ワンショットバイパス回路は信号の立ち上がり過程でのみ作動し、DCの静止状態となってからは、
先の10kΩ相当のプルアップのみとなります。