RS-485はRS-422をアップグレードして柔軟性を高めたバージョンとして定義された規格です。
それぞれの電気的特性をまとめました。
バス・アーキテクチャには差異があります。
RS-422はバスラインごとに1つのドライバーしかサポート出来ません(マルチドロップ)。
しかし、RS-485はマルチポイントシステムで動作することが出来ます。
RS-422は基本的にドライバー1:レシーバー1の通信に使用しますが、
1個のドライバーに対して最大10個のレシーバーを接続できます。
引用:RS-422 and RS-485 Standards Overview and System Configurations (SLLA070D)
RS-485はマルチポイントシステムで動作して、最大32ユニット・ロード(U.L)を接続可能です。
通信方式は、全二重と半二重があります。
引用:The RS-485 Design Guide (SLLA272C)
ユニット・ロードの概念については、以下スレッドを参照ください。