ADDR_CTRL信号がSDRAMで適切にサンプリングされるようにします。
CKネットクラスは、より高い遷移レートで実行(差動動作)される為、
より注意が必要です。
CKおよびADDR_CTRLトポロジはポイントツーポイントです。
Figure 3-4にCKネットクラスのトポロジを示し、
Figure 3-5に対応するクラスのトポロジを示します。
ADDR_CTRLネットクラス。 Table 3-6に、ルーティングセグメントの
長さ一致要件の詳細を示します。
ルーティング中のレイヤー遷移を最小限に抑えます。
レイヤー遷移が必要な場合は、同じ参照面を使用してレイヤーに
遷移することが望ましいです。
これに対応できない場合は、両方の基準面がグランド
またはVDDS_DDRのときに、戻り電流が基準面間で遷移できるように、
近くにスティッチングビアがあることを確認してください。
リファレンスプレーンの1つがグランドで、もう1つがVDDS_DDRの場合には、
リターン電流がリファレンスプレーン間で遷移できるように、
バイパスコンデンサが近くにあることを確認してください。
これは基準面遷移のたびに発生する必要があります。
目標は、リターン電流パスのサイズを最小化して、このパスのインダクタンスを
最小化することです。
これらのスティッチングビアまたはコンデンサがないと、
信号経路にインピーダンスの不連続性が生じ、クロストークと信号の歪みが増加します。
CKおよびADDR_CTRLルーティンググループトポロジのネットでは、
スタブまたはターミネーションは許可されていません。
すべてのテストおよびプローブアクセスポイントは、ブランチやスタブなしで
一列に並んでいる必要があります。