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  • No : 12914
  • 公開日時 : 2022/12/15 11:28
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【NXP:Auto】 MPC5643L(Leopard)のSecurity設定時の瞬断について

Shadow Flash領域にあるSecurity機能の設定変更をする際、

Program flowに基づき、対象Blockに対し事前にErase処理を実行しますが、Erase時に電源断となった場合にSecurityの状態はどうなりますか。

 

Shadow Flash領域のデータが、All 0 の場合、Security機能は無効となる認識ですが、

Erase後はデータAll 1のときのSecurityの状態を教えてください。

 

MPC5643LRM Rev. 10 26 June 2013
 

P131

Chapter 6
Device Security

 

6.1.1 Securing the microcontroller

To deactivate the flash memory password (“swallowing the key”) the register can be programmed with the value 0x0000_0000_0000_0000.

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回答

Shadow flash領域に対しErase処理実行時に電源の瞬断が発生した場合、Passwordは無効、つまりSecure状態が無効となります。

 

MPC5643Lなどの90nm ProcessのFlashは、

Erase処理の場合、以下のように4つのサブ処理が存在しております。

Step1. Program,

Step2. Erase,

Step3. Compaction,

Step4. Soft Program

 

AN4521_MPC56xx C90FL Flash Recovery Rev. 1, 02 May 2012

 

Erase処理中に電源断となった場合のFlashデータは、

all 1, all 0, or ECC errorの3つの状態となる可能性があります。

 

いずれの状態でもShadow Flashの設定は無効と判断されますので、Securityの機能自体も無効の扱いとなります。

よって、無効(≒有効ではないPassword)の場合、0x0000_0000_0000_0000と同じ様に無効と判断されます。

 

 

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