RCWとPBIは同一のメモリに置く必要ありますが、RCW/PBIとブートコードは、別の場所に配置することも可能です。
LS1021AのRCW/PBIの配置元は、
1.IFC NOR Flash
2.IFC NAND Flash
3.SD/eMMC
4.QuadSPI NOR Flash
があります。
ただし、以下の制約があります。
・ピン多重化の関係で、IFC NOR または IFC NAND とQuadSPIの併用はできません。
・SCRATCHRW1レジスタのブートコードのエントリポイント・アドレスは、メモリマップエリアを指す必要があります。SD/eMMCはメモリマップではないため、ブートコードのみをSD/eMMCに置くことは出来ません。
・NXP提供のSDKでは、RCW/PBIとu-bootの配置元は、同じ場所を想定した実装のみです。
別の場所に配置したい場合には、何らかの修正作業が必要となると考えます。