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  • No : 7815
  • 公開日時 : 2021/06/30 09:27
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【NXP:DN】 LX2080A/LX2120A/LX2160A コア電源電圧

電源の負荷変動が見込みより大きく、高負荷時の電源電圧降下等により、システム動作に影響が発生するケースを心配しています。
(例:リセットするなど)
このような場合、電源側での対策がこれ以上は困難となった場合に、コア電源のベース電圧を上げて対応するというwork aroundは設計上可能でしょうか。
前提として、上記のような問題が発生した際、コア電圧変更は一般的な対策としてある理解なのですが、NXPの設計上は如何でしょうか。
LX2080A/LX2120A/LX2160Aの場合は、スペックが0.825+-30mVとなっていますので、可変することは可能であると考えています。
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回答

LX2080A/LX2120A/LX2160Aで動作保証できるコア電源の動作電圧は、LX2160Aデータシート Rev3 89ページ Table 4に以下のように規定されています。
・通常動作中: VID+-30mV
・ブート中のみ: 0.825V+-30mV
 
 
 
上記の+-の変動幅は、ノイズ等の変動の許容幅なので、中央値としては可変の余地はありません。
LX2080A/LX2120A/LX2160AではVID値の電圧である必要があります。
 

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