eFuseは、電気的にプログラム可能な不揮発性メモリで、一度書き込みを行うと元に戻すことはできません。
i.MX RTではブートやセキュリティ関係などの様々な設定をeFUSEで行えます。具体的な設定については、リファレンスマニュアルのFusemapの章を参照してください。
例えば、RT1170の場合はChapter 26です。
eFUSEへの書き込みは、i.MX RTが持っているOn-Chip OTP Controller (OCOTP_CTRL)を使って行います。
MCUXpresso SDKにOCOTPのドライバが用意されているため、ユーザソフトウェアから書き込みを行えます。また、i.MX RTのSerial Downloder Protocol (SDP)機能を使用して、PCとUSBまたはUARTで接続し、PC上のソフトウェア(MCUXpresso Secure Provisioning ToolやNXP MCU Boot Utility)から書き込みを行うこともできます。