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  • 公開日時 : 2023/04/10 11:24
  • 更新日時 : 2023/08/24 19:22
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【NXP:i.MX】 i.MX6のimx_thermal.cのカーネルバージョンによるパラメータの違いについて

i.MX 6 Temperature Sensor Moduleを参照しています。
Linuxカーネルのドライバimx_thermal.cのソースコードを確認したところ、カーネルバージョン4.14と5.10で、キャリブレーション資料にあります計算式のパラメータに相違がありました。
AN5215と5.10は同等の値となっています。
 
* 計算式
Tmeas = T1 + (Nmeas - N1) / Slope + Offset
N1:Room Count(Bits 31-20 of the analog_temp_sense efuse register)
T1:25℃
* 4.14でのパラメータ
** Slope = 0.4297157 - 0.0015976 * N1
** Offset = 0
* 5.10でのパラメータ
** Slope = 0.4148468 - 0.0015423 * N1
** Offset = 3.580661
 
質問1
5.10以前にリリースされたデバイス(iMX6ULLなど)もAN5215の計算式が適用になりますか。
 
質問2
4.14 / 5.10 どちらの計算式のパラメータを適用すればよいでしょうか。
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回答

回答1
AN5215の計算式は、より正確な温度を計算するために更新されたものなので
i.MX6ULLを含むすべてのi.MX6シリーズアプリケーションプロセッサに適用されます。
 
回答2
最新のカーネル(現時点で5.10)で定義された、より精度の高い計算式を適用する必要があります。

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