Linuxカーネルのドライバimx_thermal.cのソースコードを確認したところ、カーネルバージョン4.14と5.10で、キャリブレーション資料にあります計算式のパラメータに相違がありました。
AN5215と5.10は同等の値となっています。
* 計算式
Tmeas = T1 + (Nmeas - N1) / Slope + Offset
N1:Room Count(Bits 31-20 of the analog_temp_sense efuse register)
T1:25℃
* 4.14でのパラメータ
** Slope = 0.4297157 - 0.0015976 * N1
** Offset = 0
* 5.10でのパラメータ
** Slope = 0.4148468 - 0.0015423 * N1
** Offset = 3.580661
質問1
5.10以前にリリースされたデバイス(iMX6ULLなど)もAN5215の計算式が適用になりますか。
質問2
4.14 / 5.10 どちらの計算式のパラメータを適用すればよいでしょうか。