この電源シーケンスが守れない場合ですが、コンフィグレーション方法および
電源立上りの傾きによって発生確率が異なりますが、コンフィグレーションが
正常にできなくなる可能性があり、一度その状態になってしまいますと正常に
戻ることはありません。
・コンフィグを内部NVCM(ワンタイムフラッシュメモリ)から行い、電源立上り
が8V/msより傾きが大きい(立上りが速い)場合:2000DPPM以下
・コンフィグを外部SPIフラッシュから行い、電源立上りが8V/msより傾きが大きい
(立上りが速い)場合:5DPPM以下
・コンフィグを内部NVCMまたは外部SPIから行い、傾きが8V/msより小さい
(立上りが遅い)場合:0DPPM
電源立上りの傾きが0.6V/ms~8V/msであれば電源シーケンス修正などの対策は
不要です。
上記8V/msはデータシートやPCNなどに記載がありませんが、添付の補足資料
に上記の説明がございますのでご参照ください。