2.14 ICSSG
- 産業用アプリケーションに適したピンを選択していますか?
ICSSGのピンは、PADCONFIGxレジスタを使用してICSSG IPレベル及び
SoCレベルで多重化されています*。ユーザのアプリケーションに対して、
適切なピンで回路が構成されているか注意深く確認してください。
特に、TXピンのRGMII接続とMII接続の違いを確認してください。
*3 ICSSGのピンは、ICSSGの機能の信号とSoCのペリフェラルの信号が多重化されており、
以下にAM64xのICSSGの「PRG0_PRU0_GPO0」ピンを例に記します。
このピンは、PRG0_PRU0_GPO0信号の他に、PRG0_PRU_GPI0信号や
ペリフェラルのGPIO1_0信号等と多重化されており、このピンをどの信号ピンとして
使用するかをPADCONFIGxレジスタにて該当するMUX MODEを選択します。
- Ethernet PHYに対しMIIインターフェースを使用していますか?
いくつかの産業用プロトコルは、10/100-Mbit Ethernetの使用が求められています。
これらのプロトコルが正しく動作するためにMIIが求められることがありますので、
使用するPHYがMIIを必要としているかPHYメーカーに確認してください。
- RGMIIの信号を正しく終端しましたか?
オプションではありますが、22Ωの直列終端抵抗を12個のRGMIIインターフェース信号の
各ソースピンのできるだけ近くに配置することを推奨しています。