1.クロストークを10%までに抑えるために信号トレース間は
トレースからGNDまでの高さの3倍以上(d≧3h)離してください。
2.90°曲げの代わりに45°曲げ(角を面取り)したものを使用してください。
3.ノイズが多い環境で動作させる場合は、
アイソレータのイネーブル入力を適切な基準レベルに接続してください。
つまりHighイネーブル入力はVCC層に、
Lowイネーブル入力はGND層に接続してください。
4.ビアの隣やアレイ状のビアの間にトレースを配線する場合は、
ビアのクリアランス部分が下のGNDプレーン上の
リターン電流の経路を妨げないようにしてください。
5.信号経路のインダクタンスが大きくなるため、
信号線のある層の変更は出来るだけ避けてください。
6.やむを得ず異なる層を経由して信号線を配線する場合は、
各信号線用のビアにリターントレース用のビアを設けてください。
この場合、インダクタンスの増加を最小限に抑えるために
出来るだけ小さいサイズのビアを使用してください。
7.インピーダンスコントロールと電源ノイズの最小化のために
安定した電源プレーンとGNDプレーンを使用してください。
8.ノイズの拾い上げを防ぐためにアイソレータと周辺回路との
間のトレース長を短くしてください。
9.バルクコンデンサ(10uF)は電源を供給する場所の近くに配置してください。
10.0.1uFまたは0.01uFの小型バイパスコンデンサを配置する場合は
下図のように配置してください。
・コンデンサの電源側をデバイスの電源端子に直接接続
・2本のビアを通して電源プレーンに接続
・コンデンサのGND側を2本のビアを通してGNDプレーンに接続