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  • No : 14626
  • 公開日時 : 2023/08/10 10:04
  • 更新日時 : 2024/02/22 16:23
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【TI:電源IC】 LM34936: BIASピンとVOUTの接続

LM34936のBIASピンにVOUTを接続するのは、どのような時に推奨されますか。
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回答

BIASピンに電圧印加が無い場合は、VINが内部のVCCレギュレータに入力されます。
VCCレギュレータはリニア・レギュレータのため、
入力電圧が大きいと電力損失が大きくなります。
そのため、VIN > VOUTの時間割合が多い場合は、VOUTをBIASピンに入力し、
VCCレギュレータの入力とする事で、電力損失を小さくできます。
 
ただし、BIASピンの入力を有効にするには、TYPで8V以上の電圧印加が必要です。
従いまして、8.5Vを超えるVOUTをBIASピンに入力する事を推奨しています。
 
まとめると、以下の2条件を共に満たす場合です。
・VIN > VOUTの時間割合が多い
・VOUT > 8.5V
 
以下のe2e記事も参照してください
LM34936: diode on VIN

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