オン抵抗が低いほど出力信号が減衰せず、特性がフラットほど波形が歪みません。
下記は、CBT、CBTLV、CB3Qのオン抵抗特性ですが、CBTに比べCB3Qがいかに優れていることがわかります。
CBTLV:
スイッチ部は、Pch/Nchのパラレル回路構成のため、オン抵抗は低いが、若干ピーク(10Ω程度)が発生します。
CBT/CBT_C:
Nchでスイッチが構成されているため、入力電位がVCCより1.5V下がったところより急激にオン抵抗が増し、出力電位が下がる特長を持ちます。
CB3Q:
ゲート電位をチャージポンプで7Vまで引き上げるため、5Vの入力電位まで低く、フラットなオン抵抗特性を持ちます。
(注)IO端子に電流を供給するためにDCで表記できませんが、AC的には、CBTに似た特性を持ちます。