VCC電圧より高い信号電圧の印加を許容するものであり、入力端子及び出力端子とVCC間のダイオード電路が
遮断された構造にすることで実現されます。一番多く使用されるのはVCC=3.3Vで5Vの信号電圧を印加するケースです。
5V信号電圧の印加を許容することを5Vトレラントと呼びます。
■入力・出力共にトレラント機能のあるデバイス
データシート例(SN74LV245A)
入力電圧(許容印加電圧) VIは5.5Vまで
出力電圧(許容印加電圧) VOはHighまたはLow出力のActive時VCCまで
3-state出力のInactive時5.5Vまで
※SN74LV245Aのデータシートを一部抜粋
■入力・出力共にトレラント機能の無いデバイス
※SN74AC245のデータシートを一部抜粋