各シリーズの機能について下記を参照してください。
■SN74CBT/CBTxxC シリーズの機能
電源電圧が5Vの時に使用する標準的なバス・スイッチの特性例
5Vで使用する場合、入力信号にくらべ出力信号の電圧が、内部のON抵抗分(Vccから約1V)低下します。
その為、外部でプルアップが必要になりますので、注意してください。
■SN74CBTLV シリーズの機能
電源電圧が3.3Vの時に使用する標準的なバス・スイッチ
Vccが3.3Vとなりますので、5Vでは利用できません。
Pch/Nchのパラレル回路構成のためオン抵抗による電圧降下がほとんどありません。
■SN74CB3T シリーズの機能
異なる入出力信号レベル(5V<-->3.3V)の時に使用します。
入力信号が5Vで出力信号が3.3Vの場合は、そのまま利用できますが
入力信号が3.3Vで出力信号が5Vの場合は、外部プルアップが必要になります。
2.3V以下の信号は推奨していません。
■SN74CB3Q シリーズの機能
高速信号(数百MHz)でも利用可能
入力信号が5Vで出力信号も5Vの際に利用するのに最適です。
100MHz以上の高速信号でも利用できます。