McASPの内部クロックソース(AUXCLK)を使用し、データの入出力方向毎
(AHCLKXとAHCLKR)にクロックを出力することができます。
但し、AUXCLKはAM335xのマスターオシレータのクロック(CLK_M_OSC)を分周し作られるため、
CLK_M_OSCはサンプリング周波数(fs)の倍数である必要がありますが、
CLK_M_OSCに入力可能な周波数は、19.2MHz、24MHz、25MHz、26 MHzの4通りとなるため、
fsが48kHz、96kHz、192kHzの場合、CLK_M_OSCは19.2MHzまたは24.0MHzである必要があり、
fsが44.1kHz、88.2kHz、176.4kHzの場合、対応できないため、
外部の他のクロックソースから供給する必要があります。
詳細は下記のドキュメントを確認してください。
6.2 Clock Specifications
Table 6-2. OSC0 Crystal Circuit Requirements
Table 6-4. OSC0 LVCMOS Reference Clock Requirements
Technical Reference Manual:
22.2 Integration
22.2.2 McASP Clock and Reset Management