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  • No : 3561
  • 公開日時 : 2019/06/03 13:37
  • 更新日時 : 2020/08/28 15:31
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【TI:ロジック】 入力オーバーシュート、入力アンダーシュートの許容範囲

入力オーバーシュート、入力アンダーシュートの許容範囲があったら教えてください。
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回答

基本的には、データシートの絶対最大定格(ABSOLUTE MAXIMUM RATINGs)に規定されている、
上限(VIのMINおよびMAX)を超える入力は保証外となります。
なお、TEXAS INSTRUMENTS社の下記URLの情報から以下の値が実力値としてご参考いただけるかと思います。
 
【入力オーバーシュート】
データシートの絶対最大定格VIがVcc+0.5Vと記載があるデバイスは、入力に保護ダイオードが存在します。
このようなデバイスについては、保護ダイオードを導通させない事を前提に(*1)、10nsの期間内でVCC+1V 程度 までとなります。
 
 
出典:SN74AC244データシート REVISED OCTOBER 2003版
 
 
 
データシートの絶対最大定格VIが単に数値で規定されている場合、入力に保護ダイオードは存在しません。
このようなデバイスについては、絶対最大定格のVI MAX値の1.3倍 程度までとなります。 (ALVCシリーズの場合は、VIの1.1倍)
 
 
出典:SN74LV244Aデータシート REVISED OCTOBER 2015版
 
*1
"保護ダイオードを導通させない事を前提に"とは、
VFを超えた入力電圧があっても保護ダイオードがオンするには遅延時間があり、
10ns以内であれば導通しないという意味になります。
 
Texas Instruments社E2Eの下記説明をあわせてご参考ください。
 
 
 

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