入出力端子における電流の最大定格は、データシートのAbsolute Maximum Ratingsで規定されます。
入出力端子のピーク電流の最大定格が、Input clamp currentおよびOutput clamp currentとして規定され、
入力端子に常時流れる電流の最大定格が、Continuous clamp currentとして規定されます。
これらは通常動作範囲を超える電圧において入出力端子に流れる最大電流を示し、
これらを超える電流によりデバイスが破壊される恐れがあります.。
複数の入力端子もしくは出力端子の合計で一瞬たりともピーク電流が20mAを超えてはならず、
1つの入力端子で常時2mAの電流を流してはならないことを意味します。
なお、出力端子において許容可能な最大電流については、別途(Recommended Operating Conditions)規定されますが、
通常動作範囲内の電圧においても複数の出力端子の合計で一瞬たりともピーク電流が20mAを超えることはできません。