LPM0へは全てのAM (Active Mode) から遷移できます。
出典:MSP432P4xx Technical Reference Manual REVISED June 2019版(Texas Instruments社)
1. SCB SCR[SLEEPDEEP] = 0
SCB (System Control Block) のSCR (System Control Register) レジスタのSLEEPDEEPフィールドをクリア(初期値)しておきます。
SCBの各レジスタのアドレスは、ベース・アドレス0xE000_E000hからのオフセット値で設定されます。
【SCBの構成】
【SCRレジスタの構成】
【SCRレジスタのビット割り付け】
出典:MSP432P4xx Technical Reference Manual REVISED June 2019版(Texas Instruments社)
2. Wakeupのための割り込み要因を設定
Wakeupに使用する割り込み要因をイネーブルにセットします。
MSP432P401R/MSP432P401Mとその他のMSP432P4xxで有効な割り込み要因が異なります。
Wakeupに使用可能な割り込み要因は以下となります。
3. LPM0へ状態遷移
WFIあるいはWFEインストラクションを実行するか、
SCR[SLEEPONEXIT] =1の状態で保留中の最後の割り込みを実行後、LPM0に状態遷移します。