MSP430は、ユーザーボードの特性(発振子、回路パターン、浮遊容量など)の違いを吸収し、
安定的に発振するようにドライブ強度をレジスタで設定できます。
(設定できないデバイスもありますので、各デバイスのユーザーズ・ガイドを確認してください)
出典:MSP430FR58xx, MSP430FR59xx, MSP430FR6xx Family User’s Guide December 2017版(Texas Instruments社)
設定できないデバイスもありますので、各デバイスのユーザーズ・ガイドを確認してください
ドライブ強度の値を大きくすると、発振の安定度合い(発振振幅など)は大きくなりますが、消費電流は増大します。
最初は、ドライブ強度を最大にして発振が確認されたら徐々に強度を下げていく方法がメーカーにて推奨されています。
振動子の発振回路設計は、
水晶デバイスメーカーにてユーザーボードとのマッチングテストを実施することを強く推奨しています。