①TXBシリーズに接続するデバイスは、±2mA以上の出力電流能力を有するドライバーを使用して下さい。
②動作中の電源電圧は、常にVCCA≦VCCBとなっていなければなりません。
但し、電源を投入する過程(過渡)においては、VCCA≧VCCBとなることは、特に問題ありません。
電源投入は、VCCAが先でもVCCBが先でも構いません。
③入力と出力が自動的に切り替わる為には、1usの時間を要します。
従って、データ方向を変更する際は、入力に切り替えたいポートを、1us以上ドライブしてください。
④出力に接続できる負荷容量値は、最大70pFまでです。
⑤プルアップ抵抗やプルダウン抵抗を外付けする場合は、1端子あたり50kΩ以上となるようにしてください
⑥TXBシリーズは、I2C等、オープンドレインデバイスによるシリアルデータインターフェイスに使用しないで下さい。
そのような用途には、TXSシリーズを使用ください。
⑦未使用のポート(端子)は、両I/OポートともVCCX、またはグランドの同電位に固定してください。