スイッチング特性が速いMOSFET(tr=数ns程度)をLowサイド用いると、
軽負荷時に大きなアンダーシュートがスイッチング・ノードに発生し、
BOOT端子のSW端子に対する絶対最大定格の8Vを超えてしまう可能性があります。
対策を記します。
・LowサイドMOSFETはスイッチング特性の遅い(tr=20ns程度)MOSFETとする
・LDRV信号に直列抵抗(4.7~10Ω程度)を挿入し、LowサイドMOSFETのスイッチング速度を低下させる
・外部ショットキー・ダイオードに直列抵抗(4.7Ω程度)を挿入し、RC時定数を増強する
・HighサイドMOSFETにRCスナバを挿入し、スイッチング信号のリンギングを低減させる
データシートの「Gate Drivers」項に詳細が記載されていますので、確認してください。