本FAQは、MSP430F4xxファミリーのTimer_Aを参考に説明します。
TACTL[MCx] = 01 にセットすると、タイマ(Timer_A)はUp modeでカウント動作を開始します。
出典:MSP430x4xx Family User’s Guide (SLAU056L)
タイマはカウント値0からカウント(インクリメント)を開始し、
TACCR0レジスタにセットされた値までカウントすると、カウント値は0に戻りカウントを継続します。
割り込みは、2種類生成できます。
【タイマ・ オーバーフロー割り込み】
カウント値がTACCR0レジスタに設定した値に達し、0に戻るタイマ・クロックの立上りエッジで、
タイマ・オーバーフロー割り込み要因フラグ(TACTL[TAIFG]ビット)をセットします。
タイマ・オーバーフロー割り込みを生成するには、割り込み許可フラグ(TACTL[TAIE]ビット)をセットしておく必要があります。
【キャプチャ/コンペア割り込み】
カウント値が、TACCR0レジスタに設定した値に達するタイマ・クロックの立上りエッジで、
キャプチャ/コンペア割り込み要因フラグ(TACCRLx[CCIFG]ビット)をセットします。
キャプチャ/コンペア割り込みを生成するには、割り込み許可フラグ(TACCRLx[CCIE]ビット)をセットしておく必要があります。
出典:MSP430x4xx Family User’s Guide (SLAU056L)